hp iPAQ210

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昨年の11月頃に購入しました。

せっかくの円高で、何か買い物は出来ないかと探していると、SPARCO.COMで比較的安くなっているのを見つけました。送料含めて約400ドル弱、通関手続きで約1500円追加がありましたが、国内正規品が5万円以上していたので、いい買い物が出来たと思います。

当然ながら英語版ですので、どう日本語化しようか情報をあさっていると、「あれ?、日本語のファームウエアが出回ってるの?」「SDカードがあれば書き換えが出来るの?」ということで、let's japan等を使用することなく、日本語版になってしまいました。16GのSDHCが使用できますので、coreplayerを入れてメディアプレーヤーとして使う予定ですが、ビットレートが高いWMVはうまく再生できない等、予想外のことも起こっています。そこいらは、使用方法が固まってからまた書きます。

Palm Treo650

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さぼっているうちに、年が明けましたがtreo650です。

treo90を作ったhandspring社という会社は、Palm社の役員がスピンオフして作った会社で、PalmOSのライセンスを受け、Visorシリーズ等を販売していました。で、Treo90にはモノクロ画面で携帯電話機能がついたTreo180という兄弟機がありました。

そんな流れの中、2003年handspringからTreo600が発売されました。キーボード付きのPalmGMS携帯がついたもので、T|Cの大きさに「もうちょっと何とかならんかな」と思っていた私は、飛びつきそうになりました。でもよくスペックを見ると、「あぁ、これローレゾなんだ…」。

きっとハイレゾな後継機が出るに違いない、そんなことを期待し待っていると、紆余曲折もあったのでしょう、結局Handspring社はPalmに吸収されてしまいます。Treoもこれでお終いかな、と思った2004年、ハイレゾになったTreo650が発表になりました。ただ、電話機能のせいで高価な代物になっていて、販売価格は日本円で約10万・・・。ちょっと手が出ませんでした。
「欲しいなぁ、でも壊れたら文鎮か・・・」ほとんど趣味の代物に大枚ははたけません。どうにもならぬまま2005年が過ぎて行き、年末にSPARCOをのぞくと円高クリスマスセールで「7万を切ってる!」。ボーナスが残っていたこともあって、すぐに購入手続きをしました。

ただ、年末を挟んだため手元に来たのは、年も明け正月も終わった1月半ば。日本語化はJaponで行い、POBOXと大富豪辞書も入れました。今まで使っていたT|CやClieに比べると画面が小さいのが気がかりでしたが、使ってみると特に問題はありませんでした。

小さい分T|Cと違って、片手で持ってもすべてのキーに指が届きます。OSはキー入力を考慮した5.2ですので、十字キーで画面にさわらなくてもほとんどの操作ができます。GMSでsplint社との契約専用ですので、電話としては全く使えませんが、バッテリーは保つし、入力はしやすいし、今まで使ったもののうち最高のPIMで、現在もメインで使っています。

treoのこの形状はやはりみんな使いやすかったか、この後、似たような形の後継機がいくつか作られます。私自身は650で何の不満もなかったため、後継機を購入したりしませんでしたが。

ここからは余談です。
キャリアと端末が一体になっていることにより、波風の立たなかった日本の携帯市場と違い、世界的にはビジネス用途向けの携帯は徐々にスマートフォンに移行し、PDAの役割も兼ねるようになっていたのだと思います。

SONYはいつの間にかClieを放り出し、treoは北米市場で黒苺やノキアシンビアン、窓モバイルとスマートフォンのシェア争いをしていたと思います。そこにiPhoneが乱入し、タッチオペレーションであっという間に席捲してしまいます。

Appleの起こした、この嵐の威力はすさまじく、マイクロソフトに窓モバイルの破棄を決断させ(一応MSは破棄はしていないといっていますが)、RIMでさえ黒苺にタッチ端末を出す始末。挙げ句の果てに、iPhoneは日本にスマートフォン市場を作りあげてしまいました。

Palmはというと、OSのバージョンアップに時間がかかりすぎ(実機は見たことありませんが、こちらもタッチ化していたと思います)、シェアを失い、HPに買収されてしまいます。一応HPからwebOSのPDAか携帯が出るかもしれませんが、androidiPhoneが熾烈な競争をしている中、どれだけシェアを取れるか素人目には全く予測不能です。

650も使い始めて5年、不具合等はありませんが、機械的な限界も近いかもしれません。さて、こいつが壊れたらどうしようか、それがこの機械の唯一の欠点でしょうか。PalmPreでPalmOSが動くなんて話もあったようですが、Palmが買収された状況では入手が難しくなってしまいました。

万が一壊れても、当面は手持ちのPalmでしのげますが、そろそろandroidを試す時期なのかもしれません。

SONY Clie NX80V

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NX80です。2004年の10月に購入しました。

TUNGSTEN|Cについては、特に問題なく使えていましたが、320*320の液晶ではカレンダーの月間表示で、1日に2件分の予定しか表示されません。クリエの縦長液晶なら、4件表示できて一覧性が増すのでは、と思うようになり、お金に余裕が出来たときに購入したと思います。

モノ自体は、今時の二つ折りケータイのような形をしています。液晶画面が180度回転し、スレート状になるのも一緒です。外殻は銀梨地の金属的な質感のモノで、ズッシリ感があります。最初は好印象でした。キーを押すまでは。

NR70と違って、このキーボード、外殻の穴からボタンが出ている形状なのですが、ほとんど筐体からキートップが出ていないため、実に押しにくい。「こいつをデザインした奴ら、実際にこれを使ってテストしたんだろうか?」と若干の怒りがこみ上げたのを覚えています。当然のように、ポケットゲームズ等から、キートップに貼る透明なシール等も出ましたが、面倒だったので今回は購入しませんでした。

キーボードはあきらめてスレート状で使うことにしました。画面の下にショートカットボタンがあるため、アプリの切り替えが簡単にでき、OS5に速いCPUのおかげか結構快適に使えました。

メモリースティックスロットの他に通信用のCFスロットがありましたが、PHS等でネットにつなぐ必要はなかったので、CFスロットは使いませんでした。

目論見どおり、カレンダーの月間表示では表示される予定が増えました。ただ、いざ新しい予定を入れようとすると、「スタイラスを出して伸ばす」→「グラフィティエリアを出す」→「グラフィティを書いて文字を入力する」と、キーボードの入力に比べると即応性に劣る状況になってしまいました。

「う~ん、あんまり便利じゃないかも」。T|Cで月間表示で出てこない予定は、週間表示に切り変えて確認すればよい。爆速T|Cなら、さくさく切り替わるから特段面倒ではない、と今更ながら気づいて、結局T|Cに戻しました。

NR70のようなキーボード(か、もっと使いやすいもの)が付いていれば、と今でも思います。この頃はまだ、私自身ユビキタスの夢を見ていて、このほかにも小型のVAIO等を時々購入していましたが、見た目重視で結局使いにくいソニー製品に何度も幻滅させられたのを覚えています。

amazon kindle3 その2

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自分でいろいろ試してみてわかったことを書いておきます。

・コネクターはマイクロUSBというタイプです。市販のxperia用のUSB接続ケーブルで充電とPC
 接続ができました。
・ワード等から作ったPDFファイルの場合、フォントが埋め込んでないと表示されません。
・従前の機種と違い、数字のキーがありませんが、数字は「SYM」キーを押して記号の中から選ぶか、 
 「ALT」キーを押しながら最上段のキーを押すと数字が入れられます。
kindle用のファイルをワード等から用意する場合は、A4サイズの場合13ポイント以上で、
 ゴシックがいいでしょう。
・PDFを表示する場合は、自動的にズームされますので、acrobatで事前に余白をトリミングする
 とよいです。
・グレーの階調表現が結構いいので、イラストや写真もそれなりに表示できます。
・あんまり処理能力が高くないので、コミック等データの大きなファイルのページめくりは軽快では
 ないです。ファイルサイズはなるべく小さくなるよう工夫がいる感じです。
・画面が小さいので、文庫本・新書サイズの本から作ったPDFなら問題なし。コミックや大判の
 技術書の閲覧は厳しめです。正直DXの購入も考えています。

 一緒に頼んだカバーがきました。プロテクターも兼ねているのか、ごっついです。軽量で薄かったkindle3が分厚くなって、嫌な感じがしましたが、慣れると持ちやすくなっていい感じです。

 ちょっとDXがほしい感じですが、よく考えたら、ipadやこれから出てくるアンドロイドのスレートもこの手の用途に使えるわけで、悩みは尽きません。

amazon kindle3

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本日、新キンドルが来てしまったので、細かいレビューは後日ということで、
速報的に書いておきます。

USBでつなぐと、3Gの外部ストレージとして認識されます。その中に「document」というフォルダがあるので
その中にPDFファイルを放り込めば読むことができます。ファイル名は日本語でもきちんと表示されます。

手持ちのscansnapでPDF化したファイルは問題有りません。日本語のPDFがどこまで対応しているか
わかりませんが、とりあえずオリンパスのデジカメのPDFマニュアルは読むことができました。

触るのは初めてですが、こいつはやっぱり黒船かもしれません。
ガジェット好きは、こいつで本や漫画の読書を済ましてしまう可能性があります。

SPB mobile DVD

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SPB mobile DVDです。
オンラインのシェアウエアで約25$です。このソフト、市販のDVDからムービーデータを作成できます。

と書くと違法なソフトに聞こえますが、違法ではなくグレーゾーンなソフトのようです。生成される動画はWMVかXvid形式で、あんまり質はよくありません。暗いシーンでは階調表現が悪く、音質も明らかに劣化します(劣化するから明らかなクロではないのでしょう)。ただモバイルで視聴するには十分ですので、一度きちんとDVDを見てから、モバイル用に変換して再度楽しむというのが正しい使い方でしょうか。

どうやらDVDを再生して、デコードされたデータをリアルタイムで動画に変換しているようですので、変換速度は使っているコンピューターの能力に比例するようです。また、字幕はうまく変換されません。

手持ちのデスクトップに入れて変換に使っていますが、XPの時はpowerDVDをインストールして使いました(WinDVDではだめでした)。vistaと7ではそれでもうまくいかず、サポートフォーラムに書いてあった、「k-lite codec pack」を使うと音が出るようになりました。環境によってはうまく機能しないことも多いようで、サポートもよくないのかサポートフォーラムには、「SPBのソフトは2度と買わねえ!」「SPB f○ck」などと投稿されていたりします。日本語での対応は期待できない感じですので、購入にはそれなりの覚悟が必要かと思います。

DVDから動画を作るのにこれほど手軽な物もまたありません。起動してDVDメニューが出るまで待ち、メニューで音声等を選んで再生すれば、変換が始まります。XvidよりWMVの方が品質が高い気がします。WVGA(横800)くらいまで対応していますので、VGA程度でベースのファイルを作っておき、後は視聴するメディアプレーヤーにあわせてリサイズをするのがいいでしょう。

「レオナルドの暗号」みたいなタイトルを最高品質で変換してみました。(2時間28分で日本語音声)
サイズは640×368で、映像はWMV V8、873kbs,オーディオはWMA9.2で32kHz,40kbs。トータルで623MBでした。あまり質的な期待はできないことがわかると思います。

この形式ではPSPで見れないので、H264にするにはサイバーリンクのMediashow espressoを使いました。フリーのエンコーダー等も試しましたが、あまりいいものが見つからなかったので。MSEはマルチコアやGPUアクセラレートに対応していて、速くっていい感じです。

SONY PSP go

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PSP goです。
古い機械の話ばかりでも面白くないので、ちょっと趣向を変えて。

テレビゲームが好きで、XBOX360PS3も部屋にあります。当然のようにPSPも所有しているわけで、初期型のごっつい奴を持っています。ただ携帯ゲーム機のわりに分厚いわ重いわで、現行機の値段ももう下がらないようだし、そろそろ薄い奴に買い換えようかと、2月半ばヨドバシカメラに行くと、goが週末特価で20Kで売っていました(1本ダウンロード無料券付)。

新機軸として登場しgoですが、ソフト購入がダウンロードオンリーかつ、価格も高めとあって、売れ行きはよくないようです。ストアを見ても、新作で発売と同時にダウンロード販売されるものが少なく、されたとしても値段も大きく下がらないので、「goでできるゲームが増えない」→「本体が売れない」→「メーカーもDL販売したがらない」→「リピート」と負のスパイラルに入っているように思えます。

17Kで普通の奴を買うつもりだったので、通常27Kで売られているgoは眼中になかったのですが、20Kとなると話は変わります。

「手持ちのソフトやUMDオンリーは使えないのか・・・」「何言ってる、そんな時は今持っている奴を使えばいいじゃないか」「16Gのメモリがあれば、音楽や動画も結構入るぞ。それにメモリは追加可能だ」「ソニーの機械であるから液晶は当然のように綺麗であろう」「BTが内蔵だから、持ってるレシーバーでワイヤレスが出来る」「対応カードはMSマイクロ、高くつくんじゃないのか」「携帯するには丁度よいサイズじゃないか、胸ポケットに入るぞ」

などと、15分くらい頭の中で会話があった後、「たまたま来たときに特価で売っている。これは運命(貧乏神?)がgoを試してみろといっているに違いない」と購入決定。帰宅後、実際さわって思ったのは、「携帯ゲーム機なれば、このサイズが本来の大きさであろう」ということ。PSPメディアプレーヤーとしての機能がある以上、ちょっと空いた時間に、音楽や動画を楽しむことも考慮されているわけで、当然イヤホン込みでYシャツの胸ポケットにはいる大きさでないと、論外ではないかと。

使い勝手が問題視されるパッドやボタンはそれほど気になりません(でも、この十字ボタンでシューティングゲームのコントロールは無理でした)。音楽を聴くにしても、iPhoneと違いボタン等が多いのでポケットに入れたままコントロールできます。LRボタンが軽いので、気がつかないうちに押して、曲が飛んでしまうこともありますが。

USBでパソコンにつなぐと、外部ストレージとして認識され、音楽や動画はコピー&ペーストで移動できます。WMAにも対応しています。DRMガチガチで使いにくかったネットウォークマンの頃から比べると随分とおおらかになったモンです。

仕様を見て気がつきましたが、ATRAC3にも対応しています。PSPユーザーのいったい何人がATRAC3で音楽を聴いているか想像も付きませんが(直感で言えば日本でも30人を切るんじゃ…)、「作り手の都合だけでモノをつくれば失敗する」という教訓を忘れないために入れてあるのかもしれません。

積んでいるバッテリーは大きくないようですが、スピンドルがない分、消費も少ないのか短くは感じません。DVDをMP4にして見てみましたが、かなりいい感じです。ポータブルのメディアプレーヤーとしては最強かもしれません。電車やバスで動画を見ていた場合、視聴の途中で中断されることも多く、後で再開した場合シーンサーチのしやすいgoはかなり優れたデバイスです。

BTレシーバーにソニーのDRCーBP15Pを使ってみましたが、一度ペアリングするだけで、ボリュームの上下に曲のスキップまで使えるようになりました。

私の環境では動画変換の作業が少し面倒ですが、メモリースティックマイクロの値段も下がってきたし、画面が綺麗でステレオのスピーカー付のgoはムービープレーヤーとしておすすめです。