Palm TUNGSTEN C

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TUNGSTEN C(T|C)です。
右脳部屋の右脳先生は、そのころPalmの新製品が出ると国内外を区別せず発売日(もしくは1か月以内)に購入し、レビューと手持ちの機械との比較写真をアップするという、物欲の強い人間にとっては、誠にサイフに悪いことをされていました。

案の定T|Cが欲しくなり、どこで買えそうか調べていました。海外通販サイトで、日本に発送可能で、値段も安いところということでSPARCO.COMで購入しました。それでも55Kくらいしましたし、日本語が通じそうもないサイトでしたので、「壊れたらこのまま文鎮か・・・」と不安でしたが、物欲に負けてポチってしまいました。

日本語化はJ-OSでしたと思います。日本語入力はPOBOXを入れてみました。辞書は大富豪辞書を入れたと思います。

最初の印象は、「けっこうでかい」でした。投影面積こそTG50よりも小さめですが、厚みがあり丸っこい筐体もゴロンとした印象を与えます。大きくて重い機種ですので、片手で使う感じではありません。両手で持ち、親指でキーをポチポチ押すのが基本のスタイルでしょう。なぜか、ボタンが斜めになっていますが、ごっついアメリカ人が使うことも考慮されているのか、キーは押しやすいです。

OSは5.2になっていて、ソフトウェア全体が上下キーの代わりに付いた「5wayキー」(十字+決定ボタン)に対応しています。このボタンで、画面内のボタンやタブを移動できるようになり、画面をタップしなくても操作が可能です。

mobile newsの山田さんも書いておられましたが、キーボート付PalmでのPOBOXは、携帯機器では最強の日本語入力環境だと思います。CPUも速いし、メモリも多いし、操作性は抜群だし、PIMとしては結構長いこと使っていました。

ただ人間贅沢なもので、機能的には文句なしですが、全く色気の無いのが気になったりします。使いもしないハンドバックや靴を買い込んでいる女性をあざ笑っていた自分ですが、人のことは言えません。私もこの後もいろいろPalmを買って試したりしています。

ただ、いろいろ試した後も、結局このT|Cに戻っていたと思います。