SONY Clie NR70

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NR70です。2003年の8月にsofmapで中古を17Kで購入。

 N700Cについては、情報をいろいろ集めた結果、「Ksdatebook」と「休日定義」を入れて使っていました。ザウルスに比べれば速いと思ったN700Cも、ネット上のレビューを見ると「Palmのわりに遅い」という記事があり、「本来はもっと速いのか、そんな機械をいじってみたい」と思うようになりました。

 N700Cで文字を入力していると、取りこぼしや誤認識があって、私の書き方が悪いと思うのだけれど、どこが悪いのかわからない状況にありました。その時Clieの中に縦長液晶(320*480)を積んだタイプが出ていて、グラフィティエリアも液晶画面で、スタイラスでなぞったラインが表示されるようになっていました。「これなら書き方のどこが悪いのか判明するのでは」と購入を考えるようになりました。

 周回遅れで参入したPalmの世界ですが、その頃はOSの移行期だったと思います。MC68000系のdragonballから、クロックで勝るintel xscaleにCPUが切り替わるため、PalmOSも4から5にバージョンアップし、オンラインソフトもOS5への対応を迫られていました。

 結局、ソフトの対応に不安があったのと、新品を買う余裕がなかったことで、NR70を中古で購入しました。

 NR70は、Palmとしては面積の大きいマシンですが、厚みがないのて、手に持った感じは今でも一番好きです。キーボードも付いていましたが、PalmOSスタイラス操作を前提にしているため、使い勝手がいまいちだったこと等により、液晶を裏返して折りたたんで、スレート形態で使っていました。ソフトウェアグラフィティも反応は遅めでしたが、なぞった後が出るのは癖の矯正に役に立ちました。

 中古のためか液晶は暗めでしたが、それでもN700Cよりかは随分ときれいで、画面も広く、メインの機械として使っていました。

 例によって、使っているうちに不満が出てきます。スレート形態で使うと、アプリケーションボタンが使えないため、アプリの切り替えに、いちいちメニューに戻らなければならなかったこと、OS4のため、アイコンがローレゾで「美しくない」等が不満だったと思います。

 けっこう長く使っていたと思っていましたが、予定表を見直すと、11月にはTG50を購入していました。